2019年05月20日

5月の大阪勉強会「パワハラ解決方法」

5月の大阪勉強会のテーマは「パワハラ解決方法」でした。
まずはみなさん自己紹介。自己紹介の中で、お勤めの会社で起きているパワハラや、なんと自分が受けたパワハラまでお話ししてくださり、みなさんご自身が事例をお持ちでびっくり(*_*)

自己紹介兼事例発表になったのでそのまま意見がどんどん出てきました。

パワハラの原因は・・・

「パワハラが起きやすいのは、売上至上主義の会社ですよね」
「失敗が許されないというのも。最近は失敗するとすぐに公開される。SNSなどでも」
「人を育てる余裕がなく、人手不足で焦って採用しているのも原因かも」

という意見から、全員大きくうなずいたのは、

日本は教育から変えないといけないですね

みんな仲良くしなさいと学校では教えますよね。
いろんな人がいるのに、とにかく仲良くしなさいと言われる。
仲良くできなくてもいいと思うんです。
それよりも大事なのは、

尊重しなさい
違いを認めましょう


じゃないかな。

(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)うんうん

それに日本はレールから外れたらおしまい。
だから特に大企業に勤めることができると、どんなにひどいパワハラを受けても辞めることができない。
外に出るのが怖い。
レールを外れてはいけない。

外れてもいいじゃない(o^―^o)

そして何より日本的なのは、


責任追及!!

責任を取って辞任しますm(__)m 的な。

辞任するよりも、今後どうするかという問題解決能力が必要なのに

いじめが起きたら加害者を辞めさせる
パワハラ加害者は辞めさせる

それも解決方法のひとつではありますが、
加害者が辞めても根本からの解決にはなりません。
見て見ぬふりをしていた人もいるでしょう。
どうしていじめやパワハラが起きてしまったのか。

パワハラの加害者が辞めても、

そもそもパワハラ体質の職場ってありますよね

そんな指導が適切だと本気で思っている!?!?

いや、本気で思っている・・・というか、自分もそれで指導されてきたからそれしか知らない・・・

虐待が続くようにパワハラも続いてしまう・・・

さらに、

うちはこういう業界だから他と違うんです!!

と思っている業界もありません?
例にあがったのは、医療、公務員、銀行、教育、マスコミ、宗教など。



などなど話はとても盛り上がり、あっという間に3時間。
続きはビールで。

IMG_0498.JPG

今回は、教育や文化など社会的な原因の話で盛り上がりましたので、
次回も続きをやりたいと思います。
パワハラにあってしまったらどうすればいいか、戦うにはどんな準備をすればよいかなど、実務的な話し合い、意見交換をしたいと思います。

次回の大阪勉強会は、
6月15日(土)13〜17時 会場は大阪市立総合生涯学習センター(梅田)第6会議室
テーマ「パワハラと戦う準備と解決事例」定員15名
で開催します。

初めての参加でも自由に意見が言えるのがいいなと思いました。

記事担当は須田でした。

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 06:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会
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