2014年11月25日

労働委員会の審問を傍聴しました

こんにちはわーい(嬉しい顔)裁判傍聴チームの柏木です。朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね雪北海道ではすでに雪が降り始めているようです。みなさんお加減いかがですか。

さて、今回はちょっと趣向を変えて、「労働委員会」を裁判傍聴チームのメンバーと傍聴しに行ってきましたのでご紹介しますexclamation

おっと、いきなり聞きなれないことば! 「労働委員会」とは?

労働委員会とは(東京都の場合)、労働組合と会社の間に生じたもめごと(集団的労働紛争、集団的労働問題と言ったりします)を解決するために設けられた組織で、今回は、先の大震災後、原子力発電所の復旧業務に下請けの従業員として従事したところ、いろいろな経緯で解雇となってしまった方が、労働組合を通じてそもそもおおもと(元請け)の東京電力に誠実に交渉に参加してもらいたい、と労働委員会に申し出た事案を傍聴しました。

裁判よりもおもしろいです! 

なにしろ距離感、ライブ感が違います。

裁判所の法廷は裁判の当事者(原告・被告・裁判官・事務官)と傍聴人の間に柵があり、明確に分離されていますが、労働委員会は大きめの会議室のような部屋で行うので当事者たちのすぐ後ろに傍聴人も座ります。もちろん東京地方裁判所であるような金属探知器による持ち物検査などという無粋なものもなく、傍聴人もいきなり部屋に入れます。

そして議事進行もスリリング! 

裁判も労働委員会も双方の言い分を裁判だったら裁判官、労働委員会だったら労働委員がじっくり聞いて終局的な判断を下す仕組みは変わらず、双方から証人に順番に聞きたいことを聞く(主尋問、反対尋問)運営じたいは同じなのですが、なんと言いましょうか労働委員会のほうがしばりがゆるいのです。

双方の弁護士同士のどなり合いが何度も繰り広げられ、傍聴人も合いの手を入れたり(本当は傍聴人は発言してはいけませんよ!!)、と厳粛な裁判に比べ本音が錯綜する空間です。

裁判と同様、解決までには複数の期日を要すること、東京の場合は労働組合に加入しないとこの制度を利用できないこと等制約もありますが、このような問題解決の手段もあるのか、と学んだ秋の一日でした。

双方にとって納得感のある結末になることをお祈りします。

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判傍聴チーム
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