2014年10月01日

労災の裁判

こんにちはわーい(嬉しい顔)裁判傍聴チームの柏木です。
労働者を守る会の会員から紹介された横浜地裁に係属中の労災保険不支給処分取消訴訟を傍聴しに行ってきましたのでご紹介します。

まずは少し法律や制度のおはなしを。

業務上こうむったけがや病気は、労災により補償を受けられます。
一方、プライベートで受けたけがや病気は、健康保険より給付を受けられます。
※自営業、無職の方には違う制度があるのですが今日はふれません。

業務上その病気になってしまったかどうかを判断するのは労働基準監督署です。
決して会社や上司ではありませんexclamation×2

よく「会社に“これは労災じゃないよ”と言われた」という相談がありますが、会社が決めるものではありません(`・ω・´)

ときに、本人は仕事が原因で病気にかかってしまったと考えて「労災保険から給付をおねがいしますよ〜」と書類を提出したところ、労働基準監督署から「いやいや、あなたのご病気は仕事が原因ではなくご自身の事情によるものではないでしょうか、ついては労災保険からは給付を行うことができません」との返答がなされることがあります。

もちろんこうした場合にも健康保険からは給付を受けられるので、行き場がなくなってどこからもなにも助けてもらえないということにはならないのですが、そうは言ってもやはり自分としては仕事が原因でこの病気を得てしまったのだ、給付を行わないという決定(不支給処分)を取り消してくださいと審査請求、さらに再審査請求をすることも可能です。

問題は、その先ですexclamation×2

審査請求、再審査請求をしても言い分を聞いてもらえなかった場合などうなるのでしょうか?

答え:当初の不支給処分を取り消してほしい、と労働基準監督署(国)を相手にした不支給処分取消訴訟を提起することになります。

先日はその取消訴訟の本人尋問を傍聴しに行ってきました。

「尋問」と言うとちょっとおじけづいてしまうかもしれませんが、法廷は非常に和やかですわーい(嬉しい顔)
裁判官から質問があるときも「あなたは〜〜〜とおっしゃっていますが、もう少しくわしく教えていただけますか」というようにおだやかな物腰で進行します。
そうは言っても長丁場の尋問です、原告は相当お疲れのようにお見受けしました。
本人尋問を最後に次回はいよいよ判決です。ご納得のいく判決を得られることをお祈りするばかりです。

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁判傍聴チーム
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