2019年04月24日

3月の東京勉強会「孤独死問題」

3月の東京勉強会のテーマは「孤独死問題」。
ノンフィクションライターの菅野久美子さんにお話ししていただきました。
菅野久美子さんの記事です⇒東洋経済オンラインの記事にリンクしています


衝撃的な画像も見せていただきました。
アパートの2階の部屋の玄関で亡くなられていた女性から脂が階段をつたって1階まで流れていたものなど。
人の体から脂が出るのは聞いていましたが、かなりの量なんですね。
死体はもう運ばれていてないですが、残った脂の跡はくっきりなかなか消えないのですね。
それらを綺麗に清掃し臭いもとる作業をするお仕事が特殊清掃。
菅野さんは特殊清掃の現場に行かれて記事を書いていらっしゃるので、それはもうリアルなお話がたくさん。
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菅野久美子さんの著書です。
私も読みましたが、孤独死に至るまでの人生や、特殊清掃員の人生観なども書かれていて非常に深い内容です。おすすめです。
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勉強会では現場のお話しだけではなく、特殊清掃の費用の負担のお話なども。
遺族が遠い親戚しかいない場合、ある日突然会ったこともない叔父さんが孤独死したという連絡が来ることもあるそう。

上の書籍にも書かれていますが、勉強会でも、なぜ孤独死に至ったのかというお話が中心でした。
コミュニケーションを取るのが苦手で部屋にこもりきりになったり、会社を解雇されて一人きりだったり、離婚して一人になったり。
そして食生活や清潔感がどんどん悪化。いわゆるごみ屋敷。

このように栄養状態や清潔感が悪化しても周囲に助けを求めないことをセルフネグレクトというそうですが、孤独死の原因はこれが一番多いとか。
そして女性より男性のほうが圧倒的に多いそう。
最近はお年寄りだけではなく20代や30代の孤独死も増えているそうです。

セルフネグレクトは緩やかな自殺とも呼ばれており、少しずつ社会からフェードアウトしていくその原因や解決策などをみんなで話し合いました。

記事担当は須田でした。

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posted by 労働者を守る会 at 07:27| Comment(0) | TrackBack(0) | おしらせ