2016年12月16日

11月の勉強会は「知って得する人事制度の基礎の基礎」でした

11月の勉強会は、特定社会保険労務士の松村陽一さんによる「知って得する人事制度の基礎の基礎」でした。

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人事制度とは?一言で言うと・・・

働きやすさの仕組み作りです

そして、会社の目的は経営なので、人事制度は目的ではなく手段です


まずは、中小企業の特徴から勉強しました。
労働相談が多いのは大企業より中小企業です。
なぜでしょう?それは・・・

1大企業は新卒採用で育てながら上に上がっていくのに対して中小企業は中途採用が多いことと、役員が全員親族など、社長の息のかかった人が多いことから
⇒能力評価しにくい

2賃金規定や人事制度がきちんと整っているところが少なく、なんとなく決めているところが多い

3専門家が社内に不在で、本やネットを見て人事制度を作っているので、自社へのアレンジがない

などから、トラブルが起きやすいのですむかっ(怒り)

うんうん(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。)


次に、評価のお話ペン

当会に寄せられるご相談でも「評価が不公平!!」というものが多いです。

人事考課は非常に難しいのです!!
評価に感情が入ると、トラブルを招いてしまうのです(´;ω;`)

人事考課のポイントは、
1公平
好き嫌い、合う合わないは置いておいてくださいヽ(;▽;)ノ
2公正
ルール通りにやることです
3絶対
相対評価の逆です。できているかできていないかを基準に照らし合わせて評価しないといけません

これらのポイントを守って不公平なく評価するためには、
人事考課の担当者は訓練をやらないとだめです!!

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人事制度を取り入れて、自社に合ったアレンジをして、公正な評価をすると・・・

その人の欠点が見えてくる、その人ができない部分が見えてくる⇒育成する部分が明確になる⇒業務がスムーズになる、配置転換(適材適所)⇒賃金が明確になるぴかぴか(新しい)

ただし、取り入れたからといってすぐに変化するわけではありません(´;ω;`)
3〜4年計画で見ていきましょう(^-^)


小学生なら、1年生で足し算引き算をやって、2年生で掛け算、3年生で割り算・・・と決められていますね。
会社も同じです(^-^)
1年目でこれができるようになって、2年目であれができるようになって、3年目で・・・というように、基準と、何年でこれができるようになって欲しいという目標がないといけないのです手(パー)


会社も個人も成長するには目標があること
個人の目標は会社が目標をもっていることが前提

↑すごく頷きました

松村さん、ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)


【おしらせ】
1月28日(土)13〜16時の勉強会は、
「知っておきたい難病患者の困りごと」〜難病当事者が語る〜
講師 浅川透さん(難病慢性疾患乗り越えネット代表、『難病患者の教科書』著者)


浅川さんが実体験、相談事例を交えてお話します。 
・病気が分かってからの困りごと(病気が分かった時の苦悩、周囲への対応、退院から社会復帰まで、結婚について)
・経験して分かった難病に対する誤解
・知ってるようで知らない、患者が使える相談機関
・知らないと気づけない?難病当事者と周囲との認識のずれ

難病=働けない ではなく、難病を持ちながら働ける職場にするにはどのようにすればよいかを考えていきましょうわーい(嬉しい顔)

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会