2016年10月31日

2016年2回目の地方勉強会は広島でした

9月10日、広島にて勉強会を開催しました。
テーマは「治療と就労の両立」です。

広島県立大学の木谷宏教授と、中国労災病院リハビリテーション科の豊田章宏部長よりご講話いただきました。

1.jpg

「怪我も病気もせず休まず長時間働いても壊れない人が優秀」
そろそろこのような考えを変える時期がきているのではないでしょうか。

人は誰でも病気になる可能性があるのに、病気になるのは自己管理がなっていないと言う上司・・・
病気になるのは自己責任、病気になったらアウトという会社・・・

本人の能力を無視して、病気になったということだけで退職を迫られたり、降格させられたり、仕事を奪われたり・・・

このような上司や会社を変えるにはどうしたらよいのでしょう?

上司も自分や家族が病気になって初めて治療と就労の両立が必要なことだと気づいた例があります。

患者さんが必要とするものを製造したり販売している会社は理解があるという声も。



・制度の構築
・専門家の連携、情報交換
・社内の意識を変えること
・相談できる機関があることを知ってもらう


このような意見交換で盛り上がりました。


まずは、病気で働けないから辞めなければいけないではなく、
専門家に相談してください。

無題.jpg

こちらガイドラインをもっと広めなければいけないですし、好事例は特に広めていきたいです。
こちらからダウンロードできます)※厚労省のHPにリンクしています

そして真面目な議論の後は瀬戸内海の美味しいお魚をいただきました
9.jpg

広島カープがセ・リーグ優勝した瞬間も地元広島で見れました
10.jpg


木谷先生、豊田先生、ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました(^-^)

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会

2016年10月10日

だいぶ経っちゃったけど、8月の勉強会のご報告です

前回の7月の勉強会のご報告に続き、だいぶ遅れてのご報告になってしまいました(;´д`)

8月の勉強会のテーマは「パワハラの相談があったら」

今回はセミナー形式ではなく、座談会形式で行いました。
当会への相談もパワハラが一番多いので、今回改めて相談の回答や解決方法をみんなで話し合いました。

元パワハラ加害者で更生された方からも大変貴重なお話を事前に伺えましたので、加害者心理というものも考えてみたり。

パワハラの問題の一番難しいところは、
法律で白黒つけられない点
だと思います。

殴る蹴るでしたら証拠もありますが、無視、暴言、人格否定というのは、加害者と被害者の感覚が大きく乖離しているため、「無視じゃない、暴言じゃない、人格否定していない」「いや、無視された、暴言だ、人格否定された」で解決が難しいのです。
ですから、パワハラで損害賠償とか精神的苦痛の慰謝料というのは非常に難しく、裁判でも労働者側が負けているケースがたくさんあります。報道されていないから知られていないけどね。

厚労省が出している「職場のパワーハラスメント 6つの類型」は労使ともに知っておいたほうがよいです。
2016.8守る会勉強会「パワハラ」.jpg

こちらからも確認できます↓
職場のいじめ・嫌がらせ問題の予防・解決に向けたポータルサイト「あかるい職場応援団」


11月の勉強会のお知らせです。


2016年11月26日 13:00〜16:00 桜丘セミナールーム

テーマは、「知って得する人事制度の基礎の基礎」」講師 松村陽一(特定社会保険労務士 松村労務管理事務所代表)

・人事から見た中小企業の特色
・人事考課は難しい
・中学生にも解る7つの人事制度

全員簡単に自己紹介→セミナー→質問コーナー→意見交換と事例研究

という流れです。

会員の方は無料、会員以外の方は参加費2,000円です。終了後の懇親会は近くのテング酒場を予定しています。2,500円程度になると思います。

フェイスブックの参加ボタンを押していただくか(こちら)、労働者を守る会のホームページからお申し込みください(こちら)。 

1月14日13時〜新春大音楽祭(新年会)のお申し込みも受付中です(会員以外の方もお待ちしております) 
詳細はこちら

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会

2016年10月09日

いまさらですが、7月の勉強会のご報告です

開催から2ヶ月以上経ってしまいましたが、7月の勉強会のご報告です。
7月のテーマは「労働相談の受け方」、講師はわたくし須田美貴でした。

内容は、
・労働相談を受けるときのマナー
・労働相談の流れ
・お仕事の増やし方
・やってはいけないこと

労働相談をすることは人生でそう何度もあることではないので、相談される方はドキドキ緊張しています。
電話相談や対面相談は特にそうでしょうから、丁寧にそして寄り添うことを忘れずにねというお話です。

労働相談で食っていけるのか?とよく聞かれますが、やり方次第ですし、当会にはそれ専門で生活している先輩が何人もいますよというお話も。




よく「労働相談のマニュアルはないのですか?」「マニュアルを作ってください」と言われるのですが、

ありません!!

作りません!!

というか、

作れません!!


全く同じ相談や回答はありませんし、相談者の方の経験や年齢、性別、置かれた環境などによって回答は異なりますから、マニュアルなんて作れません。

相談は回数をこなしてナンボですので、どんどん受けてたくさん経験してください。

当会の会員同士でも、先輩に同行や同席して相談の回答や交渉術を学んでいる方や、積極的に後輩指導している先輩もいて、お互いにスキルアップしていきたいなと思っていますわーい(嬉しい顔)

13592229_805774866188746_2857986302284300968_n.jpg

これ、参加者の方から抽選で1名にプレゼントさせていただいたグッズ。
NHK「あさイチ」で使用した小道具です。
当選者のM様、使っていますか?(^_^;)


11月の勉強会のお知らせです。


2016年11月26日 13:00〜16:00 桜丘セミナールーム

テーマは、「知って得する人事制度の基礎の基礎」」講師 松村陽一(特定社会保険労務士 松村労務管理事務所代表)

・人事から見た中小企業の特色
・人事考課は難しい
・中学生にも解る7つの人事制度

全員簡単に自己紹介→セミナー→質問コーナー→意見交換と事例研究

という流れです。

会員の方は無料、会員以外の方は参加費2,000円です。終了後の懇親会は近くのテング酒場を予定しています。2,500円程度になると思います。

フェイスブックの参加ボタンを押していただくか(こちら)、労働者を守る会のホームページからお申し込みください(こちら)。 

1月14日13時〜新春大音楽祭(新年会)のお申し込みも受付中です(会員以外の方もお待ちしております) 
詳細はこちら

NPO法人労働者を守る会ホームページ

労働者を守る会

posted by 労働者を守る会 at 05:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強会