別の言い方をすれば、闘うか闘わないか。
それは、ご本人が決めることです。
「辛い気持ちを聴いてもらってすっきりしました」という方もいれば、「悪は絶対に許さない!正義のために闘う!」という方もいます。
どちらも間違いではありません。
けれども、自分が望んでいないのに闘うのは解決してもすっきりしませんし、闘いたいのに「そんな会社とは縁を切って次のステップに行きましょう」と言われたら、相談したのにがっかりです

労働問題の専門家である我々としては、争う場合でも争わない場合でも解決できるようにアドバイスすることが最も大事なことです。
しかし

争う場合の専門家と争わない場合の専門家は違います。
争う場合なら、弁護士など。
争わない場合なら、カウンセラーやキャリアコンサルタントなど。
この中間なら、和解を解決の目的にする社会保険労務士。
じゃあ、自分は一体どこに相談に行けばいいのだろう?
方向性が決まっていない時に、争う専門家、争わない専門家に行くと「どうも違うなあ〜」ということになる可能性も。
だから、ちょっと待って

まずは方向性を決めましょう。
どこを目的にするか。
どんな作戦で行くと解決できるか。
それは、問題の内容や会社の体質によって異なります。
どんな問題ならこうとか、こんな会社ならこうとか、表にでもできたらいいのですが、こればかりはケースバイケースです。
経験から得た勘のような

社長の一言、社内の雰囲気、業種、職種、勤務年数、家族構成、地域・・・いろいろなことをお聞きしながら、勘が働くという感じですね。
労働者を守る会は、争う場合でも争わない場合でも、経験者からの話をお伝えできますし、どちらの場合でもサポートできる体制を整えています。
争えば解決するというものでもないし、争わないから次のステップに進めるというわけでもありません。
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