2012年03月29日

波瀾万丈の職業人生の私が意外と元気なわけ

代表の須田です。
ひどい目にあわれている方から相談を受けていますが、私自身も負けず劣らずです(>_<)

まず、新卒で入社した会社は、お給料の一部がボーナスに組み込まれるという、賃金5原則に違反している会社がく〜(落胆した顔)

そのあと何回かの転職で、なぜか無免許で小学校の先生をやることにがく〜(落胆した顔)
事務員として採用されたのに教壇に立っていました・・・
私立だから大丈夫なの?
そこのお局とその弟子らに、保健室に呼び出されて「アンタのハンドクリームは臭いのよ」など変ないいがかりをつけられるなどのイジメにあい、鬱に・・・

逃げるように退職し(免許も持っていないのに教壇に立つことに危険を感じたのもあり)、
日雇派遣でコンタクトのチラシ配り(真冬の長野で雪)。

そしてまたまた転職を繰り返して、ついに念願の社労士事務所勤務ぴかぴか(新しい)
と思ったら、まさかの自分の労災隠しをすることにがく〜(落胆した顔)
役所に行った帰りに交通事故にあったんですふらふら

そこを辞めて働き始めた資格予備校では、
「気に入らないから」という理由で、なんとexclamation×2
過去に遡る解雇(前代未聞のおかしな労務管理です)。

そのあともいろいろと・・・

たくさんありすぎるので、今後小出しにしていきいます(*^_^*)


で、ようやく本日のテーマかわいい
「こんなに波瀾万丈の私がなぜ元気に生きているか?」

それは簡単。

問題が片付いたからでしょ?

まあそれもないわけではありませんが、金銭解決したからって気持ちがスッキリしたわけではないですからねえ。

本当の答えは、

この経験が必要だったと思っているから
です。

今、私がこういう仕事ができているのも、この経験があったからです。
必要な経験だったわけですよ。

経験していなければ、人の痛みがわからないとんでもない奴になっていて、
「人を辞めさせる方法」
なんていうセミナーをやっていたかもしれませんね(笑)。


つまり、辛い経験も、「自分に必要だったんだ」と思うことで、ちょっと楽になれるわけですよわーい(嬉しい顔)

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posted by 労働者を守る会 at 13:25| 労働者を守る会とは

2012年03月27日

NPO法人の認可がおりました

先日、労働者を守る会がNPO法人になりましたぴかぴか(新しい)

NPO法人として、今後も活動を今まで以上に頑張ります手(グー)

高校や大学でのセミナーや、街角労働相談など企画していますので、
一緒に活動してくださる会員も大募集です。

労働法を勉強中の方、これから勉強したい方、とにかく今までの経験を活かして活動したいという方や人の役に立ちたいという方、お待ちしていますわーい(嬉しい顔)


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posted by 労働者を守る会 at 12:53| おしらせ

2012年03月22日

なんで出産のために辞めなきゃいけないかなあ

妊娠を伝えると、
「じゃあ一旦退職して、復帰するときに連絡くれればまた採用するから」
そう言われたのですが・・・

妊娠・出産を理由に辞めさせるなんてできませんよむかっ(怒り)

それに、また採用するなんて口約束、恐ろしい。
本当に採用するかなんてわからないですよ。

退職してしまったら、もらえたはずの手当ももらえなくなることがあります。

損です。

いや、損得ではなく、なんで妊娠したからって辞めなきゃいけないのexclamation&question

そう思うでしょ。


会社側の言い分は「その間仕事が滞るし、保険料を負担するのは・・・」。

まあ、わかりますけど、そうじゃなくて、

どうしてそれをカバーしようという温かい職場じゃないのかなあ。

その発言をしているあなただって、お母さんのお腹から産まれたんでしょexclamation

生命の誕生を、どうしてこう、迷惑だとか、困るとか、そんなとらえ方になってしまうんでしょうもうやだ〜(悲しい顔)

悲しいですねもうやだ〜(悲しい顔)

出産だけじゃなく、病気で入院なども同じです。

自分だっていつ病気になるかわからないのに・・・


出産を理由に辞めさせられるという問題、法律だけで解決するものではありません。
人として、人の喜びを一緒に喜べるか、病気の場合は人の苦しみがわかるか、
そんなことも考えなきゃいけないんじゃないのかなあと思います。

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posted by 労働者を守る会 at 13:45| 仕事と出産・育児

2012年03月21日

パワハラ上司の精神分析

いじめやパワハラの被害者からの相談は受けているので、被害者の気持ちはよくわかります。
しかし、加害者であるパワハラ上司の気持ちは聴いたことがないので、わからないというより興味があります。
社長がパワハラをやっている場合を除いては、パワハラ上司だってその上からいじめられているかもしれません。
加害者であり被害者exclamation×2
すごいストレスを抱えているに違いないexclamation×2

以前、あるカウンセラーからこんな話を聞きました。

いじめやパワハラをやってしまう人は、自分も過去にいじめられていた経験があることが多いと。
もしくは、とってもいい子を気取っていてそれが苦しくなりストレスでいじめてしまう。

私が職場で見たパワハラ上司は、かなりストレスが溜まっているような人でしたねふらふら
楽しそうにしているのを見たことがない。
ストレス発散に人をいじめているときは楽しそうというか、発散している感じでしたけどふらふら

いじめやパワハラを受けている方、ちょっと思い出してみてください。
だいたい、加害者は自分にストレスをぶつけている感じじゃないですか?

だから、加害者個人の精神状態を何とかしないとこの問題は完全に解決とはいかないのでは?と思います。

でもどうやって?

いじめている本人が相談に来るわけはありません。
周りが「カウンセリングに行ったら?」なんて殺されそうで言えませんふらふら

その人だけがカウンセリングを受けるというのは無理なので、職場の全員が第三者に定期的にカウンセリングを受けるというシステムがあればいいのにと思います。

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posted by 労働者を守る会 at 11:25| いじめ・パワハラ

2012年03月15日

労働問題で勝つには自分でも勉強を!

「いつでも相談してください」と言っている優しい(?)私ですが、今日はちょっと厳しい意見を書きます。

労働問題が非常に多いので、最近はネットで検索しても情報がたくさん出てきますね。
パワハラをされたらどうすればいいか、解雇されたら、お給料が払われなかったら・・・などなど。

ネットで調べて、相談して、行動しようという流れの方が多いと思います。
ところが、相談までのハードルはそれほどに高くはないので足を運ばれる方も多いですが、そのあとの「行動」となると、なかなか踏み切れない人が多いと思います。

それは、相談までは受け身だったのが、行動となると自分でやらなければならないことが多いからです。
あっせんや裁判をやるにしても、ある程度は自分で勉強しなければならないのです。
いえ、ある程度どころか、勝つにはかなり勉強が必要ですペン

もちろん、弁護士や社会保険労務士などの専門家にお願いしますが、専門家が全部やってくれるわけではありません。
だって、自分がされた違法行為などを専門家に伝えるのは自分自身ですから。
どう話せばいいか、どこに着眼点を持っていけばいいか、どんな方法で闘った人が勝っているのか、過去にはどんな事例があるのか・・・いろいろ知らなければいけないことがたくさんあります。

専門家は法律に詳しいですから当然アドバイスをくれて、全力で支援してくれますが、闘うのは自分自身です。

会社相手であれば、会社はいろんな手段でガードしてきます。負けないために。
負けないために、嘘だってついてきます。
そのときに、こちらの知識がないと負けてしまいます。
大きな相手と闘うには、こちらもしっかり勉強して、相手を追い込めなければいけません。

会社という大きな相手を追い込めた人たちは、みんな勝つために必死で勉強していますパンチ

ネットや本で調べたり、専門家や経験者に聞いたり、みなさんも勝つために頑張りましょうexclamation×2



労働者を守る会では、専門家や経験者による勉強会もやっていきます。
今週土曜日の無料相談会の空き時間に、勉強会もやります。

無料相談 3/17(土)14:00〜17:00 渋谷相談ルーム 

相談内容は労働に関することであれば何でもかまいません。

空き時間に実施する勉強会のテーマは「パワハラで訴える」です。
どのような準備が必要か、どんな流れになるのかなどなど。
会員の方は、相談ボランティアも兼ねていただきます(^_^)

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posted by 労働者を守る会 at 17:34| 闘い方